大人のいびきについて~原因と治療、注意したいサイン~|福岡県春日市の耳鼻科|にしじま耳鼻咽喉科 鼻手術クリニック

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大人のいびきについて~原因と治療、注意したいサイン~

大人のいびきについて~原因と治療、注意したいサイン~|福岡県春日市の耳鼻科|にしじま耳鼻咽喉科 鼻手術クリニック

2026年10月15日

いびき・睡眠時無呼吸

いびきは自分では気づきにくく、家族や友人から指摘されて初めて気づく方も多いのではないでしょうか。疲れているときや風邪をひいたときに一時的にいびきをかくことは珍しくありません。しかし、慢性的ないびきが続き、「同じ部屋で眠れない」「一緒に旅行に行きづらい」など、悩んでいる方も少なくありません。今回は、大人のいびきの原因と治療についてお話しします。

なぜいびきが起こるのでしょうか?

いびきは、睡眠中に鼻や喉の空気の通り道(気道)が狭くなり、そこを空気が通る際に周囲の組織が振動することで発生します。慢性的ないびきがある場合、鼻や喉に何らかの問題が隠れている可能性があります。

原因はさまざまです。鼻中隔湾曲症やアレルギー性鼻炎、副鼻腔炎などによって鼻が詰まると、口呼吸になりやすくなります。また、のどちんこ(口蓋垂)やその周囲の軟口蓋が大きい場合、扁桃腺が肥大している場合なども、喉の入り口が狭くなり、いびきの原因となります。

さらに、肥満によって喉の周囲に脂肪がつくことや、顎が小さいために喉の奥が狭いことも関係します。加齢による筋力低下、就寝前の飲酒、睡眠薬などの影響で喉の筋肉が緩むことも、いびきを悪化させる要因です。仰向けで寝ると舌の付け根が喉側に落ち込みやすくなるため、いびきが強くなることもあります。

このように、いびきには複数の原因が関係していることも多く、原因を見極めることが大切です。

注意したい「危険ないびき」

いびきの中には、睡眠時無呼吸症候群(SAS)という病気が隠れている場合があります。

特に注意したいのは、寝ている間にいびきが数秒から数十秒止まり、その後、あえぐような大きな音とともに再開する場合です。また、十分に寝ているはずなのに日中に強い眠気やだるさがある場合も、睡眠時無呼吸症候群が疑われます。

この病気は睡眠の質を低下させるだけでなく、健康への影響もあるため、気になる症状があれば医療機関に相談しましょう。

大人のいびきは治療できる?

いびきの原因は多岐にわたるため、すべての方に有効な治療法があるわけではありません。まずは取り組みやすい生活習慣の改善から始めてみましょう。

1.生活習慣を見直す

仰向けでいびきが強くなる方は、横向きで寝ることで改善が期待できます。また、肥満がある場合は減量によって喉の圧迫が軽減されることがあります。就寝前の飲酒もいびきを悪化させるため、控えることが大切です。睡眠薬などを使用している方は、薬の影響について医師に相談しましょう。自己判断で薬を中止することは避けてください。

2.原因に応じた治療を受ける

鼻づまりが原因の場合は、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎などの治療を行います。喉の入り口が狭い場合には、扁桃腺や軟口蓋などに対する手術が検討されることもあります。また、顎が小さい方などでは、睡眠中に下顎を前方に誘導するマウスピースが有効な場合があります。睡眠時無呼吸症候群が見つかった場合には、その重症度や原因に応じた治療が必要です。

まとめ

大人のいびきは、鼻や喉の形態、肥満、加齢、生活習慣など、さまざまな要因によって起こります。複数の原因が重なっていることもあり、治療すれば必ず改善するとは限りませんが、原因に合った対策を行うことで軽減できる可能性があります。

日常的にいびきを指摘されている方は、まず生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。それでも改善しない場合や、睡眠中に呼吸が止まる、日中の眠気が強いといった症状がある場合は、耳鼻咽喉科などの専門医療機関への受診をおすすめします。いびきの改善だけでなく、隠れた病気の発見にもつながるかもしれません。

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