2025年3月28日

黄砂が飛来する季節になりました。黄砂は洗濯物が干せず、車が汚れるなど日常生活にさまざまな影響を及ぼします。また、目・鼻・喉に違和感や不快な症状を感じる方も少なくありません。
「黄砂アレルギー」と聞くこともありますが、実際には黄砂自体は、鉱物や金属微粒子、大気汚染物質などが混ざり合ったもので、特定のアレルゲンとして検査で断定するのは難しいのが現状です。
黄砂の特徴と影響
- 粒子の大きさ:
黄砂の粒子は約4㎛。スギ花粉(30~35㎛)やヒノキ花粉(25~30㎛)に比べると非常に小さく、粘膜に直接刺激を与え、気管支の奥まで入り込みやすい。 - 相乗効果:
花粉症や通年性アレルギーの方は、すでに粘膜の防御機能が低下しているため、黄砂の影響で症状が増強されやすい。
これまでお薬で対処できていた症状が、黄砂の本格飛来とともにひどくなるケースも見受けられます。
予防と対策
黄砂が飛来している日は、以下の対策を実践してください。
- 外出時:外出をできるだけ控えることが望ましいですが、必要な場合は必ずマスクや保護メガネを着用する。
- 帰宅後:手洗いうがい、洗顔をしっかり行う。
- 室内対策:窓を閉め、空気清浄機を使用する。また、こまめな掃除で室内のホコリを取り除く。
これらの対策により、外出自体を完全に控えなくても、安心してお出かけいただけます。
まとめ
せっかく日本に住んでいるからこそ、黄砂や花粉対策をしっかり行い、安心して外出やお花見などを楽しんでいただきたいと思います。各種対策を上手に取り入れて、黄砂の影響を最小限に抑え、快適な日常生活をお過ごしください。