睡眠時無呼吸症候群と鼻づまり|福岡県春日市の耳鼻科|にしじま耳鼻咽喉科 鼻手術クリニック

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睡眠時無呼吸症候群と鼻づまり

睡眠時無呼吸症候群と鼻づまり|福岡県春日市の耳鼻科|にしじま耳鼻咽喉科 鼻手術クリニック

2025年11月15日

睡眠時無呼吸やいびきでお悩みの方、鼻がつまって口呼吸になっていませんか?
動脈硬化、高血圧、糖尿病、心筋梗塞、脳卒中、うつ病や居眠り運転や作業中の事故など大きなリスクにつながる睡眠時無呼吸症候群ですが、鼻づまりと関連していることも少なくありません。

鼻づまりがあると、睡眠中に口呼吸になり、舌が落ち込み気道が狭くなるため、いびきや睡眠時無呼吸を悪化させます。このような方では、鼻づまりを解消することで睡眠時無呼吸症候群の症状が改善する見込みがあります。また、鼻づまりがあると睡眠時無呼吸症候群の主な治療である持続陽圧呼吸療法(CPAP)がつらくて中断してしまうという重大な問題があります。そういった側面からも、睡眠時無呼吸やいびきが気になっていて、鼻づまりの実感のある方は早い段階で鼻づまりの治療をしておくことが肝心です。

慢性的な鼻づまりの原因としては、主なものに鼻中隔湾曲症、アレルギー性鼻炎、慢性副鼻腔炎、鼻茸、鼻副鼻腔腫瘍、肥厚性鼻炎などが挙がります。これらの疾患は内服や点鼻などの投薬加療では、十分に鼻づまりをコントロールできないことも多く、手術加療を念頭に置いた治療介入が必要になってきます。

睡眠時無呼吸やいびきでお悩みで、鼻づまりも気になっている方は、まず鼻の治療をしっかりされることをお勧めします。場合によっては、それだけで睡眠時無呼吸やいびきが解消することもあります。鼻づまりが落ち着いてから、終夜睡眠ポリグラフで睡眠時無呼吸の評価を行い、CPAPが必要かを判断します。CPAPが必要な場合でも、鼻づまりがないためスムーズにCPAPが導入が可能です。心当たりのある方は、一度耳鼻咽喉科を受診されてみてはいかがでしょうか。

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