病院で「扁桃（腺）が大きいですね」や「扁桃（腺）が腫れていますね」と言われたことはありませんか？ また、学校健診で 扁桃肥大 を指摘されるお子さんもいらっしゃいます。

一般的に 「扁桃（腺）」 と言われるものは、口を大きく開けたときに 舌の奥の両脇に見える「口蓋扁桃」 を指します。この口蓋扁桃が 大きいことで問題になることがある のです。

扁桃が大きいと、どんな影響があるの？

✔ のどが炎症を起こしやすく、高熱が出やすい
✔ 寝ている間にいびきをかいたり、息が止まる（睡眠時無呼吸症候群）
✔ 食べ物（特に塊肉などの固形物）を飲み込みにくく、食事に時間がかかる

このような 日常生活に影響がある症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。

治療が必要なケースとそうでないケース

👨‍⚕️ 治療が必要な場合 → 上記の症状があり、生活や成長に影響が出ている場合
🕰 経過観察でよい場合 → 症状がなく、特に困っていない場合

もし 扁桃が大きいと指摘されたら、ご本人やお子さんにこれらの症状がないか、よく観察してみてください。 気になることがあれば、お気軽にご相談ください。