2026年2月01日

福岡では昨年、過去10年で最も多いレベルのスギ花粉飛散があり、
「今年初めて花粉症になった」「例年よりかなりつらかった」という方も多かったのではないでしょうか。
今年2026年は、例年よりやや多い飛散量と予想されています。
昨年ほどの大量飛散ではないものの、油断はできません。早めに対策をしておくことで、症状を軽く抑えることが期待できます。
実はあまり知られていませんが、スギ花粉は前年の11月ごろから少量ずつ飛び始めています。そのため、特に重症の方では、すでに症状が出始めている場合もあります。
福岡では、スギ花粉の本格的な飛散開始は2月上旬ごろと予想されています。
一般的なスギ花粉症の方は、この時期から症状が出始めることが多いため、2月に入ったらお薬を開始することをおすすめします。
1.一般的なスギ花粉症の方へ
治療の基本は、内服薬・点鼻薬・点眼薬の組み合わせです。
今年の飛散量予想から考えると、昨年効果が十分だったお薬があれば、今年も同様に効果が期待できます。
そろそろ内服を開始する時期ですので、お薬の手持ちがない方は、早めの受診をおすすめします。
2.症状がとても強いスギ花粉症の方へ
内服・点鼻・点眼をしっかり使っても「それでもつらい」「仕事や勉強、日常生活に支障が出る」という方には、ゾレア(注射による治療)という選択肢があります。
ゾレアは費用は高額ですが、効果が非常に高い治療として知られています。
毎年、花粉症の時期が本当につらい方には、検討する価値があります。
この治療は、通常のお薬と併用して行い、事前に採血検査を行い、適応を確認する必要があります。ご希望の方は、できるだけ早めにご相談ください。
我慢せず、早めの対策を
花粉症は、学生さんや働き盛りの世代にとって、集中力やパフォーマンスを大きく下げてしまう病気です。適切な対策を行うことで、この時期を少しでも快適に過ごすことができます。
症状や生活スタイルは人それぞれです。
「まだ大丈夫かな?」と迷う段階でも構いませんので、気になることがあれば、早めにご相談ください。
その方に合った治療を一緒に考えていきたいと思います。