2025年1月24日

最近、有名人の公表などで少しずつ知られるようになってきた「好酸球性副鼻腔炎」という病気をご存じでしょうか?これは指定難病にも認定されている鼻の疾患で、若い方から高齢の方まで幅広い年齢層で発症します。
この病気は、副鼻腔炎の一種で、鼻の中にポリープ(鼻茸)ができることが特徴です。アレルギー体質が関係していることが多く、気管支喘息やアスピリン喘息などの病気を併発しているケースも少なくありません。また、好酸球性副鼻腔炎の特徴として、嗅覚の低下(匂いを感じにくくなること)が一般的な副鼻腔炎よりも多く見られます。
治療の第一選択は手術です。しかし、診断や治療には専門的な知識と経験が必要であり、手術の実績が少ない施設では対応が難しい場合もあります。当院では、好酸球性副鼻腔炎の治療経験が豊富で、手術にも対応しています。さらに、初診時の予約が不要ですので、少しでも気になる症状があればお気軽にご相談ください。
「最近匂いが分かりにくい」「鼻づまりが続いている」といった症状がある方は、ぜひ一度受診をご検討ください。患者さま一人ひとりに合った治療をご提供します。